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【Review】 Fable Sounds「Broadway LITES」レビュー(ブラス・ホーン音源・セール情報について)

2024年7月4日木曜日

DTM製品レビュー

製品情報


「BroadwayLites2.0」は、伝説的な「Broadway Big Band」ライブラリに基づいた、サックス、トランペット、トロンボーン、クラリネットの20,000を超えるユニークなサンプルを含む、15GBのマルチサンプルコンテンツを備えています。これは、これまでの現代の金管楽器と管楽器の最高のサウンドと最もリアルなエミュレーションの手頃な価格の紹介であり、ポップ、ファンク、ジャズ、ビッグバンド、R&B、レゲエ、ラテン音楽などに最適です。Broadway Litesは、主要なネットワークテレビ番組、コマーシャル、グラミー賞を受賞したアーティストのライブコンサート、音楽アルバム、ブロードウェイミュージカルで、音楽業界のトップの作曲家、音楽プロデューサー、キーボード奏者によって定期的に使用されています。





特徴
  • 24ビット/44.1Khzの15GBのマルチサンプルオーディオコンテンツ。
  • 20,000を超える固有のサンプル。レガート、グリッサンドなどを含む実際のノートトランジションサンプル。
  • 特許取得済みの「ブロードウェイパフォーマー」テクノロジーの一部である革新的なリアルタイムアーティキュレーションスイッチングシステムを使用して、各楽器のすべてのアーティキュレーションにリアルタイムでアクセスできます。
  • ダイナミックアーティキュレーションスイッチングにより、進行中のノートのアーティキュレーションを再生中に切り替えることができ、ライブパフォーマーの超リアルな流動性を提供します。
  • 巧妙なキースイッチプログラミングにより、リアルタイムで超高速、簡単、直感的なアーティキュレーションスイッチングが可能になります。
  • モッドホイール駆動のクレッシェンドとディミヌエンドにMIDIデータモーフィングを利用するハイブリッドダイナミクスモードは、キーボードベロシティとモジュレーションホイールを同時に使用する独自のハイブリッドモードを可能にします。
  • MIDIキーボードを使用するときに楽器のワイドダイナミックレンジを管理するのに役立つベロシティカーブコントロール。
  • ユニゾンセクション–同じ楽器の複数のインスタンスをスタックできるため、ユニゾンで演奏する場合でもリアルなセクションを作成できます。
  • リアルタイムオーケストレーター–キーボードプレーヤーがポリフォニックポリリズムレガートを使用して楽器の混合セクション全体を演奏し、ユーザーが編集可能なオーケストレーションスキームで定義されているように、選択した楽器に声を分配できるようにする革新的な強力な機能。
  • 簡単なセクション演奏のための強力な楽器マルチのセットが含まれています(通常のスタックマルチとRTOマルチの両方)。
  • 革新的で特許取得済みの代替サンプル処理(ラウンドロビン)。各アーティキュレーションの各ダイナミックレベルの各ノートの個別サイクルを含み、楽器ごとに最大数百の個別サイクルをもたらし、マルチサンプルがこれまでに提供した中で最も本格的なパフォーマンスを提供します。ライブラリまたは仮想計測器。
  • 代替サイクルのスナップショットを作成して呼び出し、パフォーマンスをロックして究極の制御を獲得します。
  • ニューヨークのトップミュージシャンとレコーディングスタジオ。
  • 色分けされたキーボードビューは、各楽器で利用可能な再生可能な範囲とさまざまなタイプの仮想キースイッチを示します

その他詳しい内容は製品ページも併せて確認してみてください。

Fable Sounds「Broadway LITES」の機能と使い方

Fable Sounds「Broadway LITES」はクラシックというよりはポピュラー音楽の文脈で使用することを想定されたホーン音源でビッグバンドやジャズ、ラテン、ポップスなど多用途のために収録されたバーチャルインストゥルメントです。Kontakt Playerで起動できるのでKontaktフルバージョンは必要ありません。

Broadway Bigbandに対し、フルバージョンのパッチを減らしたバージョンなのですが総容量は約15GBほどになります。収録されている楽器は以下の通り。
  • Bbクラリネット
  • ソプラノサックス
  • アルトサックス
  • テナーサックス
  • バリトンサックス
  • Bbトランペット
  • ハーモンミュート付きBbトランペット
  • テナートロンボーン
ジャズに必要な主要パートを中心に収録されていることが分かります。パッチを開くと日以上にシンプルなUIで表示されます。さてパッチについてみていきましょう。サンプルのラウンドロビンは同じアーティキュレーションとダイナミクスレベルの同じノートが繰り返される場合にのみ、変更されるようにプログラムされているようです。
パフォーマンスをロックしたい場合はAltanatiiveタブを使います。このタブには 20 個のスナップショット ボタンがあります。 「ストア」をクリックするとラウンドロビンのサイクル保存でき、スナップショットは、ボタンをもう一度クリックすることでいつでも呼び出すことができます。または インストゥルメントの代替サイクルのスナップショットを自動的に呼び出すには、(C-1) に短いノートを追加します。ノートの直前にキーを切り替えて、スナップショット ボタンの番号と同じベロシティ値を与えることで呼び戻されます。たとえば、スナップショット番号 3 をリコールしたい場合は、シーケンサーの (C-1) に短いノートを追加し、ベロシティ値は 3にします。少しわかりにくいですが便利な機能です。


リアルタイムオーケストレーター (RTO)機能が少し特殊な機能かもしれません。マルチパッチの箇所にも準備されたものが用意されています。

楽器のセクション全体でポリフォニックでポリリズムのレガートを可能にする画期的な機能でRTO を使用すると、キーボードのセクション全体を演奏でき、演奏したノートはリアルタイムでオーケストレーションされ、自分で作成できるオーケストレーション スキームに基づいて、RTO マルチのさまざまな楽器に分配されます。つまり簡単に言うとマルチパッチ用のアンサンブル全体に適用されるオーケストレーションやアーティキュレーション変更スイッチといったところでしょうか。






ユニゾン機能も用意されております。異なるサンプルを使用しているので、楽器の各パートが互いに少し異なるサウンドになるように微調整を行うことができるといもの。結果は非常にリアルです。この機能には、セクションのサウンドをさらに制御するための「Humanize」および「Detune」ノブも用意されているので同一のサンプルを使用した際の人工感を薄くすることができます。
また、これはMIDIデータの問題にはなりますが、Playing ModeのノーテーションモードにするとCubase Expression マップとの統合も可能になります。
 MIDI キーボードの反応をコントロールし、ベロシティ カーブを制御するベロシティカーブもアップデートで設定できるようになっています。
単独のパッチの他に各ジャンルを想定したアンサンブルのパッチが用意されています。



キースイッチは基本的に各パッチごとに並びなどが統一されていて、スタッカートやフォルツァンドなどのアーティキュレーションの基本のものからノイジーな吹き方など奏法に関するものやフォールなどのアーティキュレーションキースイッチも用意されています。ヴィブラートを変えることで穏やかな吹き方や激しい吹き方などを変えられるのが手軽で良いところです。パッチにより異なりますが、トランペットにはグロウルやフラッター、トロンボーンの場合もフラッター奏法が出来るスイッチもあります。シェイクなどもジャジーなスタイルだとやはり必要になってくるものなのでありがたいところではなあります。また、地味に便利なホイール等のccを使用したクレッシェンド、ディミヌエンドがワンスイッチで設定できるようになっています。

評価

だいぶ昔からある音源で今でも使用している方がいるほど人気のある音源ということもあり音としては使いやすさがあります。どちらかというと70年代を思わせるようなヴィンテージを思わせるような音色でなんとなくオールドスタイルな響きも感じられます。「ニューヨークの最高のライブルームの1つで、最高品質のマイクとプリアンプを使用して録音され
、実質的にノイズのない録音に慎重に処理され、自然な息づかいが残っています。」とあるように吹き込むような息遣いの感じられるサンプルであることは間違いないでしょう。クールジャズの語り掛けるような演奏も合います。勢いのある激しい演奏もなかなかエッジが聞いていて良い音。筆者としてはこの点がなかなか気に入ってます。アーティキュレーションは手軽に使用できる音源としては充実しているとも感じます。(若干UIの古さは感じますかね。本質的には何か問題があるわけでもないかもしれませんが。)
マルチレイヤーのプリセットはありますが、録音自体は特定のミックスにそのままフィットしているというミックスレディののパッチがいろいろと用意されているわけではないので、後で自分で一からミキシングする必要があります。パッチは楽器ごとに最小限といったところでミックスシーンにあわせて音作りがされているわけでなく自分で後からミックスに合わせてミックスしていく必要があります。そのため、柔軟性があるとも言えますが、少なくとも鳴らしたらそのままホーンセクションが完成するといったタイプの音源ではないです。
UIのコントロールに関しては元々が少し古いということもあり、機能が少し少ないと思う人もいるかもしれません。
アーティキュレーションはシンプルながらも吹き方や音色に関するキースイッチの変更もできるので、結構演奏にバリエーションを持たせることが出来ると感じます。また、マルチパッチを含めパッチのロード非常に速くそこまで時間がかからないというのはありがたいところですね。

セール情報

セール頻度は少ないと思います。ここ最近は119ドルまで下がることが多いようですね。






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