【Review】MeldaProduction「MMultiAnalyzer」レビュー(マルチトラックアナライザープラグイン・機能と使い方・評価・最安値とセール情報)

【Review】MeldaProduction「MMultiAnalyzer」レビュー(マルチトラックアナライザープラグイン・機能と使い方・評価・最安値とセール情報)


製品情報

MMultiAnalyzerは、独自のマルチトラック スペクトラム、ラウドネス、ステレオ アナライザーおよびソノグラムで、問題や周波数の衝突を迅速、簡単、そして驚くべき精度で明らかにします。興味のある各トラックにインスタンスを配置するだけで、自動的にお互いを見つけてそれぞれの分析を交換します。


スペクトラム アナライザー、ソノグラム、コリジョン、ラウドネス、ステレオ
このプラグインは非常に使いやすいだけでなく、マルチトラックソノグラム、衝突検出、ラウドネス比較、ステレオアナライザーなど、これまで不可能だった方法で素材を調べることもできます。ミックスを素早く分析するために必要なものがすべて揃っています。


音声を簡単に理解できるようにする独自の機能
標準的な分析は少しわかりにくい場合があります。正規化、超解像度、非調和化などの独自の機能を使用すると、オーディオ素材をすばやく理解し、探している厄介な問題を明らかにすることができます。


詳しくは製品ページも確認してみてください。

機能と使い方

MeldaProduction「MMultiAnalyzer」はマルチトラック アナライザープラグイン。DAWによって使い方は異なるかもしれませんが、それぞれトラックごとにインサートすることによって自動的にプラグインに複数のトラックが認識されてすべて表示されます。アナライザーはスペクトラム表示の他(20-20khzまで) 、ラウドネス波形、ステレオの表示等複数のカテゴリをチェック可能。波形等の動きのスピードや解像度等も細かくコントロールできます。
周波数の被り等も一発で見られるのが非常に便利です。

色分けが自由自在なので好きな見やすい色分けをしてみることができるのが特徴となっています。トラックのグルーピングも可能。ラウドネスの場合Integrated等測定の規格を選ぶことができます。

このように色分けすると見やすいかもしれませんね。

そして、これがユニークな機能の一つともいえますが、楽器ごとの周波数帯域やdBの目安をアナライザーにガイドとして表示することができるという補助機能が付いています。これはいらない人にとっては使わなくても良い(もちろんデフォルトは非表示)ものですが、あって悪いものではありません。楽器ごとの周波数帯域がイメージできていたとしてもこうした機能があると非常にやりやすいという人もいるかもしれませんね。その他Low, Mid等の一般的な周波数区分等も表示することができるようになっています。

周波数帯域を平均律の鍵盤で追加表示する機能も搭載されています。これはおおむね楽曲での使用となりますが、これも必要な時だけ表示できるようになっています。また、スペクトラムのピークを下の画面のように数字で出してくれる機能もあります。(表示スピードによっては少し邪魔になることもあるかもしれませんが、すぐみられるようになっているのは非常にわかりやすいと思います。)


評価

MeldaProductionの製品は製品によっては非常に難解な製品もあるのですが、MMultiAnalyzerの場合、用途が限定されているからというのもありますが、カスタマイズのオプションは多いものの、絶対にいじる必要があるという訳でもないので比較的誰でも使いやすいようになっています。何より一度慣れると癖がなく使いやすいというのがあります。マルチトラックアナライザーではいろいろな製品が出ていると思いますが、ピークが表示されたりと便利機能のオプションがあり、好きなようにセッティングできるのがなかなか良いところ。また、自分にとって見やすい色表示もプリセットとしてカスタマイズできるのはなかなか良いところで、プリセットにいくつか保存して(デフォルトはなにも用意されていません)瞬時に呼び出すのが基本かもしれません。周波数のガイド機能も便利ですが、ある程度慣れている人は使わなそうなものが多いかもしれないので欲を言えばオーケストラの周波数帯域(搭載されているものを見る限りではこれは入れて欲しい)等、バリエーションが欲しいかもしれません。


最安値とセール情報

最安値は19ドルです。時折セールが行われるので定期的にチェックしてみてください。

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