DAW Cassette は、テープデッキのサウンドをエミュレートすることで、1980 年代の魔法の時代を思い出させます。彩度、歪み、ノイズ、ぐらつき、すべてがそこにあります。そこには実際の合理的な論理はありませんが、そのサウンドの色は背筋がぞっとするような感じを与えます(あるいは、ボラの散髪がくすぐったいのかもしれません)。新鮮。入出力ゲイン、テープ/モーター/ヘッドの品質、テープ/ノイズの種類のさまざまなコントロールを使用して、お好みのカセット感のレベルを選択してください。さあ、鏡を見て、新しいボラのヘアカットにびっくりしてください。
特徴
- 3 種類のテープ (ノーマル、クローム、メタル) からお選びください。
- ドルビーエミュレーションによるノイズレベルの制御(ノイズフリーオプションのドルビーKを含む)
- 完璧なサウンドを調整するためのテープ、ヘッド、モーターの品質ノブ
- 追加の入力ゲイン、出力ゲイン、ドライ/ウェット ミックス パラメーター
- システム要求
- macOS 10.10以降(M1プロセッサ用に最適化)
- Windows 7 SP1以降
- AU、VST-2、VST-3、AAX
引用元:DAW Cassette
機能紹介
Klevgrand「DAW Cassette」はカセットテープのエミュレーションプラグイン。テープの状態、ヘッドの状態、モーターの状態をノブで設定することができます。Tapeは歪み系の効果、モーターはフラッターのようなエフェクトです。テープはノーマル、クローム、メタル(低音が強調されます。)の3種類が用意されており、右のノイズと連動しており、それぞれ固有のノイズを吐きます。
1. 品質 - これらのコントロールを使用して、テープ (磁気帯域の飽和)、ヘッド (周波数応答)、およびモーター (速度の一貫性) の望ましい品質を設定します。
2. Emul80ies - さまざまな種類のカセット テープとノイズ リダクション エミュレーション。
3. ボラではなくサウンドをトリミングします - 入力、出力、ミックス。冷やしてお召し上がりください。
また、追加のパラメータ設定として、ブリードとノイズ設定、ティルト、EQ等が用意されています。画面右上のフリップボタンを押すことでもう一つの画面に移動します。
1. ブリードさせます - チャンネルクロストークの量を調整します。
かつてのアナログマルチトラックテープレコーダーでは、トラック数を増やすほどテープ幅に対し、トラックの幅が狭くなるため、磁気が漏れて隣のチャンネルの音が聞こえるというクロストーク現象が生じてしまうという特性がありました。(全くなじみのない方はドラムのマイキングにおけるブリードをイメージするとなんとなくわかりやすいかもしれませんね。)この被りを再現することができる機能です。
2. ノイズを発生させる - あらゆるノイズの好みに合わせて、細かいレベルのノイズ調整を行います。
こちらは至って通常のノイズジェネレーター。
3. 傾斜するように設計されています - テープヘッドの角度を傾けて、位相の問題を改善します。
いわゆるアジマスの調整。テープヘッドの角度(デフォルト90度)を調整することができます。経年により、ヘッドの角度がズレてしまい、高音域の音質や位相に影響し、音が劣化するといった具合を調整できるシミュレーション。
4. グラフィックイコライザー - 優れたバンドのための 4 つの優れたバンド。
これは通常のグラフィックEQ。
まとめ
カセットテープの質をシンプルにカスタマイズできるので大変使いやすいと思います。Lo-Fiエフェクトとしては手軽に使えます。カセットテープのエミュレーションというとWavesfactoryのCassette等、他社製品もいろいろとリリースされていますが、Klevgrand「DAW Cassette」はわかりやすいUIでありながらも、多機能ということで評価できるかと思います。パラメータはどちらかというと、カセットエミュレーション由来のパラメータが多いため、UIは整頓されており、その他のハードウェア由来以外のパラメータコントロールは他のプラグインに任せることができます。また、ノイズ系のジェネレータは結構大胆にノイズが出るので控えめに使いたいところですが、その他のマシンの状態に関するパラメータコントロールによるエフェクトの変化が繊細にかかるので、微妙な音のコントロールや歪み、劣化を表現するのになかなか良いかと思いますね。
セール情報
最安値は税抜き19ドルとなっております。