【Review】UJAM「Virtual Guitarist AMBER 2 」レビュー(アコースティックギター音源・新機能・評価・最安値とセール情報)

【Review】UJAM「Virtual Guitarist AMBER 2 」レビュー(アコースティックギター音源・新機能・評価・セール情報と最安値)


メーカー情報

あなた自身のセッション プロであるバーチャル ギタリスト AMBER 2 によるアコースティック伴奏を使って、DAW に自分の輝きを引き出すために時間を無駄にする必要はありません。それが親密なインディーズ ソングであれ、壮大なポップ バラードであれ、伝説的なロック賛美歌であれ、この美しいスチール弦の無数のコード、オクターブ、リフを聞くと、すぐに歌えます。
特徴
  • NEW: インストゥルメントモード、まったく新しいギターモデルとフレーズ
  • 新機能: かき鳴らしに加えてさらにバリエーションとピッキングを可能にするオープン コード機能
  • 30以上のスタイルと350以上のフレーズ
  • 30 ストンプボックスエミュレーション、60 フィニッシャー FX モード

機能紹介



UJAM「Virtual Guitarist AMBER2」はスチール弦アコースティックギターのヴァーチャルインストルメント。メジャーアップデートにより、変更されたのはインストルメントモードの追加。また、フレーズ等の新しいプリセットが追加されただけでなく、収録されているようです。最高のサウンドとバリエーションを得るために、レコーディングのセットアップを可能な限り追求。さらに厳選されたマイクを使って録音されたVirtual Guitarist AMBER 2は、前作よりサウンドの幅が大きく拡張されているとのこと。30種類の豊富なスタイルや350以上の即戦力フレーズを搭載。AMBERの時とUIも大幅に一新されています。

参考:AMBER V1

「 VirtualGuitaristAMBER」は、Ujamの独自のアコースティックセッションストラマープラグインで、50種類以上のスタイルで温かく本格的なスチール弦アコースティックギターの伴奏を提供します。「VirtualGuitaristAMBER」は、脚光を浴びることのない真のチームプレーヤーであり、ポップ、ロック、ファンク、フォークカントリー、レゲエ、スカに最適です。ギターのスキルは必要ありません。



まず、聞いてみてわかるのは再収録によるサンプルの一新。AmberV1の時約2.5GBほどであったサンプルがAMBER 2になって7.5GBを超えるようになりました。雰囲気が大きく変わっているわけではありませんが、収録が良いからなのか、前作以上に音が近く解像度の高い状態で収録されており、パンチもあります。(前作は軽快で、線が細めな印象がありました。)これは全く別の音をいっていいでしょう。トーンの特徴を設定できたのは前作でも同様ですが、今回はさらにFocusという音源の距離をコントロールできるパラメータが用意されています。これがかなり便利で、柔らかいピッキングから、強烈なバッキングまでマイキング由来の音の距離の調整ができます。Focusを最大にすると強烈なオンマイク気味の音で、音のディテールははくっきりと収録されていて結構ノイジーなので少しびっくりします。Widthはステレオコントロール系。また、AMBERのUIで見られる様々な独立したエフェクトセクションがUJAMではおなじみFinisherシリーズとして統合されています。電子音楽系のエフェクト等多様なスタイルが収録されているので音作りの幅はかなり広がったといえます。ストンプボックスなどのオプションも追加されています。




プレイヤーモードではコードモードとトリガーモードの2種類が用意されています。コードモードでは高音域でコードの核となる音程(例えばSus 4の場合ルートに対して4度音程)のように入力してコードを指定します。Sus 2 Sus 4 Major Minor、7th、Diminish、パワーコード等が用意されていますが、テンション等は用意されていません。そして、同時に低音域では入力したコードのフレーズパターンをキースイッチで選択し、バッキングを再生することができるようになっています。以下のようにキースイッチがアサインされています。

トリガーモードでは高音域でのコード入力に対し音が鳴るモード。コードを低音域で奏法を入力していなくてもなるようになっています。低音域で奏法を選択します。
ジャンルごとにプリセットが用意されており、Style Phrasesエリアに特有のパターンが容易されます。また、これらのフレーズパターンはMIDIエクスポートすることも可能になっています。また、自分の入力した任意の音に対してフレーズを作りたい人向けにNoteモードも用意されています。これは入力した音やボイシングに基づいてバッキングパターンを生成します。これは上記のコードモード以上に柔軟性があります。



また、フレーズの倍速設定やグルーブ感、スイング、ヒューマナイズ等の機能も用意されております。



そして待望ともいえるのがインストルメントモードの新規追加。これは前作ではコード進行とフレーズのパターン選択しかできませんでしたが、インストルメントモードではフレーズを割く生することができます。キーマップは以下の通りになっています。所謂通常のピアノキーボードの配列とは異なります。ギターを弾く人にとってはなじみのある設計かもしれません。まず高音域でPlayerモードと同様コードを入力します。それに対し、アップダウンのストロークだけでなく、高音域で入力したコードに基づく構成音、6弦の単音をならすピッキングセクションが用意されています。スライド奏法やミュートだけでなく、デッドノート等もしっかり用意されています。





まとめ


まず、筆頭に挙げられるのは音質の良さです。少なくとも、音の角がしっかりと残った新しい鮮明な録音によって、迫力の主張の強いサウンドを表に出すこともできるようになったのは大きなポイントといえるでしょう。音にはひとそれぞれ好みがあることを踏まえても、明らかなパワーアップが感じられます。AMBERの時にはフレーズによっては音の性格やパターンの組み合わせで若干機械的な印象を受けるパターンも少々ありましたが、AMBER 2では音源自体の改良によってリアリティもさらに増したように思えます。また、フレーズもバージョンアップによって拡張されました。元々汎用性の高いものがそろっている印象でしたが、レパートリーが増えてますます充実してきたように感じます。また、電子音楽系のサウンドプリセットが思った以上に実験的なものも収録されているので面白いですね。フレーズの汎用性も高く、ギター音源で簡単な操作でこれだけのリアルなフレーズが演奏できるというのは大きいですね。キーボード配列ではなくギターの弦に応じてインストルメントモードが用意されているので(純粋なキーボードモードもあるとうれしいという人もいるかもしれませんが)ギターを弾ける人はなじみのあるだけでなく、ギターを弾かない人にとっても自動でコード入力でフレーズが演奏できるのは心強いかと思います。

最近は数々のギター音源が数年ぶりに立て続けにVirtual Guitarist 2にアップデートされているので いろいろ試してみるのも良いかもしれません。公式ストアではUJAM製品は無料お試しもできるようになっているのでうれしいですね。


セール情報と最安値


現在最安値は19ドルです。