
Angelicvibes「Thump」レビュー(808系ベース、ビート専用マルチエフェクトプラグイン、評価)
メーカー情報
Thumpは、すべてのベースサウンドをミックスして編集するのに役立つ完璧なプラグインです。10種類のプラグインを使用してすべてを複雑にする代わりに、Thumpを簡単に使用して、必要な結果を得ることができます。808を限界まで簡単にプッシュして、最高のものを引き出すことができます。 低音に個性を与えるために、Thumpをゼロから慎重に設計しました。強烈なキックからフィルターのかかった低音、ドロップを定義する808まで、Thumpはすべてのビートに必要な秘密のソースです。
10種類のプラグインを使用してすべてを複雑にする代わりに、Thumpを使用して、必要な結果を簡単に得ることができます。スムーズなワークフローと素晴らしいデザインを備えた、他に類を見ないプラグインです。Thumpには、ベースと808をミックスして編集するために必要なすべての重要な機能が付属しています。これらの機能を使用すると、ローエンドを目的のサウンドに変えることができます。ディストーション、ローパス、ステレオ、リミッター、パワフルな3バンドEQなどを備えたThumpは、あらゆるものを危険にさらします。サウンドの編集方法がわからない場合は、ランダム化ボタンを使用して、必要なサウンドを取得できます。
特徴
- コンプレッサー
- リミッタ
- 3バンドEQ
- ねじれ
- フィルタ
- ステレオ
- ランダマイザー
引用元:Thump
機能紹介
コンプ、フィルター、EQ、ステレオイメージャー、ドライブ等が用意されたマルチエフェクトプラグインです。最大の特徴はコンプやディストーション等が808系ヒップホップトラップサウンドに最適化されていること。
逆に3バンドのEQは通常のものとあまり違いは見られなかった気もします。(あるいは少し違うとすればなめらかなかかり具合かなと思うことはあります)
ステレオイメージャーとしてはMS処理機能が用意されているのが便利ですね。オーバードライブ、サチュレーション、ディストーションが用意されています。ロック系とは異なりかかり方がザラメ気を与える感じで、Lofiサウンドにぴったりな繊細設計になっています。
コンプレッサーも6つのモードが用意されています。Soft、Attack等用途ごとに用意されているので大変シンプルです。808ベースを想定しているからなのか、太く伸びのあるサウンドを作るのに便利。プリセットも充実しています。
そしてこのプラグインの面白いのが、Power。入れるだけで、元の音色が180°変わり、808やトラップサウンドに早変わりしてしまうチート系エフェクトです。回すだけで、とりあえず太く存在感が増して、トラップに最適なあのベースサウンドになります。
評価
ヒップホップやトラップ系を頻繁に作る人は持っていても良いかもしれません。そうしたジャンルに特化したプラグインだけあって、サウンドメイクが直感的にいじるだけでおおかた完成してしまうのはやはりなかなか便利ですね。
ただ用途が限定的なので、セールの時にねらいたいものです。