ステップシーケンサーによる複雑なフィルタリングができるクリエイティブなフィルタープラグイン、Audiomodern「Filterstep」
ステップシーケンサーによる複雑なフィルタリングができるクリエイティブなフィルタープラグイン、Audiomodern「Filterstep」を紹介します。これはなかなかすごいです。有料でもここまで複雑なことができるフィルターもそこまで多くないのではないでしょうか。
Filterstepは、あらゆる種類の複雑なリズミカルな動きに大きな可能性を提供する最新のモーションフィルタープラグインです。さまざまなフィルター効果の設定に基づいて、信じられないほど複雑で微妙な結果が得られ、音の探索と動きのランダム化の可能性はほぼ無限に広がります。あなたの音楽に現代的なキャラクターを紹介します。シンプルで直感的なパラメータコントロールで魅力的なテクスチャを作成します。
Low,High Pass等のフィルタリングをまず右画面で設定します。そしてレゾナンスなどを調整することができます。ここら辺はシンプルですね。なかなか手が込んでるのがシーケンサーです。
シーケンス数とシーケンスあたり小節数を変えることができるのはまずシーケンサーの基本でですが、フィルタリングの度合いをステップの高さによって調整することができます。
トリガーのON, OFFは下の点灯しているランプをいじることで調整できます。画面下に書かれているプリセットは作っているフィルタリング設定をスロットに保存して好きな時に呼び出せるという機能。そして、もちろんキースイッチによってそれらを呼び出すことができてしまうのです。キースイッチも変更可能。この時点でかなりすごい感じが伝わってくるかと思います。
もう察する人は察するかもしれませんが、ステップシーケンサーのうち変えたくないところはロックすることで部分的にランダマイズできてしまいます。
そしてステップシーケンスの再生もなかなかすごいです。まず基本機能として、再生箇所を黄色のバーで設定できます。
そして矢印にあるようにシーケンスの進行方向を設定できるのは多くのシーケンサー共通ですが、右の∞の矢印のところの数字をいじることで反復する回数を決められるのです。これによってかなり自由なフィルタリングエフェクトが期待できます。
正直50ドルくらいで売っててもおかしくないくらい多機能で、かなり使えるエフェクトプラグインだと思います。
特徴
- VST / VST3 / AU / AAX /スタンドアロン
- リアルタイムでフィルター溝を生成
- ホストテンポに同期します
- ウェット/ドライミックスコントロール
- MIDI制御可能
- インフィニティモード
- クイックロードプリセット
- 64ビットおよび32ビット互換
- ライブパフォーマンスのためのインスタント/タップバイパス
- 量子化設定
- モーションセレクター
- カスタマイズ可能なシーケンス範囲
- クイックロードセクションにプリセットを割り当てる
- 2つのパターンが同じになることはありません
私も試しに入れてみたのですが、めちゃくちゃ使えるのでしばらく、DAWに入れておきたくなる掘り出し物でした。おすすめです。
こちらからダウンロードできます。