Protoolsでvstファイルを読み込ませるには専用ソフトの購入が必要か
こんばんは。今回はProtoolsのプラグイン規格についてお話をしたいと思います!みなさんはどのDAWを使っているでしょうか。
購入するDAWソフトだと、ボーカロイドソフトに同梱されているStudio oneや様々な製品に同梱されており、アップグレードしやすいCubaseなどが多いかもしれませんね。
Logicも人気があります。
また、最近はSonarがその基本的機能を変えずに無料DAWとしてCakewalk by Bandlabへと生まれ変わりました。
自分も、気になったので使ってみましたが、無料DAWとしては十分すぎるくらいには様々な機能が備わっていて、すごいなあと思いました!自分が今使用しているソフトにはない、ドラムエディタなども備わっています!)
Cakewalkは結構おすすめですよ!
何がおすすめなのかはまた今後書いてみようと思いますが、全部無料ノーコストでDTMをしたいという方には結構お勧めしたいです!
さて、自分はいろいろな場面で使う機会があって、使い慣れているので、ProtoolsというDAWを使用しているのですが、Protoolsに乗り換えようと思っている人はちょっと注意してほしいことがありますというお話です!
ProtoolsはProtools11ヴァージョンからAAXという独自のプラグイン規格で統一されているので、AAXファイル形式以外のプラグインは通常読み込ませることができないということになってます。
(ということは、この文脈では、実際は読み込ませる方法があるという流れですね!)
多くのDAWソフトはvst形式のプラグインを読み込ませるという仕組みをとっているものが多く、それらのDAWソフトと異なるファイル形式を読み込ませなくてはいけないのです。
多くの購入したある程度知名度の高いプラグインソフトには通常vstとAAXの2つの形式のファイルがセットで用意されていることが多いため(もちろんKontaktもです!)、問題なく使用できることも多いのですが、
①新規ディベロッパーの商品
②比較的規模の小さいディベロッパー
③無料プラグイン
④ボーカロイドなど日本製のソフト
の中にはvstのみしか用意されていないプラグインも結構存在します。
結構ありますよ。
特に今日人気があるボーカロイドを用いて作曲しようとしている人にとって、これは最上級の冷や汗ものですよね!
すると、これらのソフトはProtoolsでは使用できなくなってしまうのでは、と思いますが、
AXXプラグイン上でvstプラグインをロードすることで使用するという裏技(というほどでもないですが)があります。
このような、いわば変換機能のあるソフトは、かつては有料ソフトしか存在していませんでした。
例えば、Blue Cat's PatchWorkなどがそれにあたります。
かつては。しかし。
今では。無料でできるんですね!
Kontaktでおなじみnative instrumentの無料で使用できる『Komplete Start』に同梱されている、
『Komplete Kontorol』を使用することによって(Kontaktフルバージョンも必要ないです)、
本当に無料でvstファイルを読み込ませて、用いることができます!
なのでこれに関してはProtoolsを選んだことによるデメリットはほとんどないんですね!
詳しい使い方はここでは書きませんが、
Komplete Kontorolを立ち上げて、プラグイン上で他のDAWソフトと同じように、vstファイルの格納されているディレクトリーを指定し、
読み込ませることによって簡単に使うことができるのです!
ただし、プラグインによってはKomplete Kontrol上で立ち上げるとUIが正常に表示されないものも0ではなく、
たまーにありました。
ただ、滅多にない印象を受けます。
Protoolsを買ってみようか悩んでいる人はこの問題に関してはひとまず安心ですよ~!
Komplete Kontrolを含んだKomplete Startはこちらからダウンロードできます。純粋に無料で使える音源としても。有料音源からの抜粋なので良さげな音がそろっています。色々な音源がついていてすごいですね。。。
Komplete Kontrol
Protoolsでvstファイルを読み込ませる無料ソフトがありますよ~!ってお話でした!
本当にちょこっとしか注意することなかったですね!Protoolsは作曲支援系の機能は少なめですが、その分作業をする上でかなり便利な機能が備わっているので、よくよく考えるとありがたみがあり末永く使うことができます。